カプセル内視鏡 Q&A

カプセル内視鏡の特徴は何ですか?
2012年からクローン病に使用できるようになったカプセル内視鏡は、痛みなどの苦痛がなく、小腸内の詳しい画像撮影が可能です。詳しくはこちら
カプセル内視鏡が腸管内で留まることはないの?
まれですが、病変により腸管内が狭くなっているところでカプセル内視鏡が留まってしまうことがあります。その場合のリスクとして、腸閉塞、穿孔、出血などが考えられます。事前に十分な開通性評価判定を行いますが、それでもカプセル内視鏡が体内から排出されない可能性があります。排便とともに排出されない場合には、下剤などを服用していただき排出を促進することを担当医師が検討しますが、それでも排出されない時は、内視鏡または開腹手術によって病変の治療を行い、カプセル内視鏡を回収する場合があります。
パテンシーカプセルが腸管内で留まった場合はどうなるの?
担当医師が腹部レントゲンなどで、パテンシーカプセルが体内に残っているかどうか確認します。パテンシーカプセルは排出されなくても、通常は100〜200時間以内に崩壊します。しかし、まれに消化管内部で留まり、腸閉塞を起こす可能性があります。腹痛、悪心・嘔吐、腹部膨満感、排便停止などの兆候、および症状がありましたら、担当医師にお伝え下さい。
(また、嚥下後、30時間以内に、自然排出されない場合でも、パテンシーカプセルのボディが原形を留めたまま、大腸内に到達していればカプセル内視鏡検査を受けられる場合もあります。詳しくはこちら
カプセル内視鏡は飲むだけなのですか?
胸部と腹部にセンサアレイを取り付け、腰に画像を受信する記録装置(データレコーダ)を装着します。 
検査中は機器を勝手に外したり、強い衝撃を与えたりしないで下さい。 
また、検査中の飲食や活動および違和感があった場合は、その感覚などについても、検査終了後に担当医師にお伝え下さい。
カプセル内視鏡検査中、注意する点はありますか?
検査中は、電子レンジなど電磁波を出す家電製品の近くや、MRI、超高圧送電線など強力な電磁波が発生する場所には近づかないで下さい。携帯電話などを使用すると検査画像に乱れが出る場合がありますので、使用は控えて下さい。その他、詳細は担当医師にお聞き下さい。
また、心臓ペースメーカーが体内に入っている方は、事前に担当医師とご相談下さい。
電子レンジ 高圧電線 MRI 近づかない
パテンシーカプセルは必ず回収しなければいけないの?
パテンシーカプセルは回収して担当医師に提出しなければ、カプセル内視鏡検査を受けられない場合があります。消化管開通性の評価は、パテンシーカプセルのボディの状態によって、判断されます。消化管開通性評価についてはこちら。回収時や検査施設まで持参する際に、取り扱いには注意して下さい。回収方法についてはこちら
カプセル内視鏡はどうやって回収するの?
カプセル内視鏡は、排便時に自然に排出されます。地方自治体や検査施設のルールに従って、適切に回収・廃棄する必要があります。
そのため、配布される回収キットを用いて、カプセル内視鏡を回収して下さい。
  • カプセル内視鏡回収キットには、採取用便器シート、スプーン、メタル収納袋、説明書などが含まれます。
  • 採取用便器シートを滞溜水の上に浮かべて、カプセル内視鏡を受け止め、スプーンで回収します。