スナップアップ投資顧問のバイオ・医療分野の「高騰期待銘柄」の実績です。推奨銘柄に指定した後、短期間で値上がりした株式の一覧になります。ヘルスケア業界、創薬ベンチャー株、健康ビジネス関連株などが対象です。新型コロナウイルスの急落相場で大化けした銘柄もあります。スナップアップの推奨銘柄は、「千里眼」で知られる有宗良治代表ら投資助言チームが選定し、会員向けに情報配信しています。


スナップアップの推奨後に値上がりしたバイオ・医薬株(2020年)

コロナ危機の中で株価が「5倍」に急騰した銘柄も

新型コロナウイルスの蔓延を受けて、2020年3月に株式相場が歴史的な暴落となりました。いわゆる「コロナショック(コロナ危機)」です。 有望株が次々と急落するなか、コロナの検査や治療の増大により実需が伸びそうな医薬・ヘルスケア企業の株式に注目が集まりました。 有宗良治氏が率いるスナップアップ投資顧問の銘柄選定チームは、コロナ危機とその後の「アフター・コロナ」を見据えた投資戦略を提案。 有力視される銘柄を厳選し、投資家に情報を配信し続けました。 推奨銘柄の中には、遺伝子検査装置メーカー「プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)」のように、株価が5倍以上に急騰した銘柄もありました。


■ ファーマフーズ(2020年6月推奨)

食品や化粧品に混ぜる「機能性食材」のメーカー。血圧降下作用を持ち、抗ストレス作用で知られる「GABA(ギャバ)」の大手。この素材が添加された菓子や飲料などのほぼすべてに同社製品が使用されている。とくに江崎グリコのチョコレートの添加物として有名。

ストレスを減らす「ギャバ(GABA)」の最大手

主力製品であるギャバはアミノ酸の一種。動物の脳や脊髄(せきずい)にある神経伝達物質である。人間が摂取すると血圧が下がったり、神経の興奮状態を抑えたりする効果が研究で示されている。同社の「ファーマギャバ」は2001年に独自手法の大量生産に成功した。

漬物に含まれる乳酸菌

ファーマフーズでは、漬物の中に含まれる特殊な乳酸菌により高純度発酵する独自の仕組みを開発。大量生産が可能となった。また、ギャバ濃度20%と高品質で安価な製品を提供できるようになった。ストレス市場を狙う食品メーカーの戦略にも合致し、同社を支える柱に成長した。

創業者の金武祚(きむ・むじょう)氏は農学博士

同社は従業員の多くを研究者が占める研究開発型企業である。1997年設立。創業者の金武祚(きむ・むじょう)氏は朝鮮大学校を経て、京都大学の大学院で農学博士を取得した。学生だった1980年代前半に渡米し、天然物生理化学という分野に出合った。天然物生理化学は動植物の生存を支える物質を突き止め、その機能を調べる学問である。

太陽化学で常務

1988年、三重県の食品メーカー「太陽化学」入社、研究所長、常務を歴任。1997年ファーマフーズ研究所(現ファーマフーズ)を設立した。米国でも目新しかった機能性食材に特化した研究開発型ベンチャーである。1999年から社長。東大阪市出身。

育毛剤「ニューモ」が大ヒット

近年は、薬用育毛剤「ニューモ」が大ヒット。2020年に定期顧客件数が20万件を突破した。ニューモは日米で特許を取得した卵由来の成分「HGP」を配合している。本社は京都市。

ファーマフーズ
業種 機能性食材メーカー
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
1,093円
(2020年6月3日)
推奨後の高値 1,478円
(2020年6月11日)
上昇倍率 1.3倍
現在の株価 こちら→
市場 東証2部
(2006年6月上場)

■ ステムリム(2020年5月推奨)

体内の再生能力を引き出す「再生誘導医薬」を独自開発する。 再生誘導とは、人が本来持つ組織修復機能を最大限に引き出すことで、臓器などの再生を図ること。大阪大学発のバイオベンチャー。

患者の細胞を活性化

「再生誘導」では、従来型の再生医療や細胞療法と異なり、生きた細胞の投与を必要としない。 医薬品の投与によって患者自身の体内に存在する幹細胞を活性化させる。 より簡単で安全に治療効果が得られると期待されている。

ステムリム
業種 医薬品の開発
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
606円
(2020年5月26日)
推奨後の高値 730円
(2020年6月2日)
上昇倍率 1.2倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2019年8月上場)

■ メディカル・データ・ビジョン(2020年5月推奨)

医療データの管理会社。データに基づき病院経営を支援する。1日当たり診療報酬などをふまえ、効率的な治療体制などのアドバイスを行っている。

患者が自分のカルテを見られる「カルテコ」

また、患者自身のカルテ情報を管理・閲覧できるウェブサービス「カルテコ」を運用する。傷病名、検査結果、処置情報、処方情報といった診療情報の一部を管理・閲覧できる。カルテコの病院向けの仕組みである「CADA-BOX」を導入する病院を受診した患者であれば、無償で利用することが可能だ。

CTやMRIも閲覧

2017年には、カルテコ上でCT(コンピューター断層撮影装置)やMRI(磁気共鳴断層撮影装置)などによる診療・医用データなどのデジタル画像データを通信・保存する際の方法を定めた国際標準規格「DICOM」の医用画像を閲覧できるサービスを開始した。これにより、患者が自ら診断画像の変化を時系列に確認したり、急な受診時にかかりつけではない医師と共有したりすることができるようになった。

健保データを製薬会社に提供

2020年4月上旬には、540万人の健康保険組合のデータを、製薬会社や研究機関などに提供すると発表した。

メディカル・データ・ビジョン
業種 医療データ管理
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
774円
(2020年5月7日)
推奨後の高値 1,182円
(2020年5月22日)
上昇倍率 1.5倍
現在の株価 こちら→
市場 東証1部
(2014年12月上場)

■ メドピア(2020年4月推奨)

医師向けの会員制サイト「メドピア(MedPeer)」を運営する。 同サイトでは、薬の評価などの情報を、医師同士で共有できる。 サイト内にある「薬剤評価掲示板」の口コミは、2019年に60万件を突破した。 医師はサイトを無料で使える。製薬会社から受け取る広告が収益源となっている。

医師専用サイト

2004年12月に「メディカル・オブリージュ」の社名で設立。2007年8月に、現在の主力サービス「メドピア」の前身となる医師専用ウェブサイトを発足した。現役医師でもある石見陽社長の知見や人脈が寄与し、医師の間で利用者が広がった。

医師専門のスカウト型転職支援サービス「メドピア・スカウト(MedPeer SCOUT)」を2019年4月に開始した。

メドピア
業種 医師向けの会員制サイトの運営
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
1,700円
(2020年4月14日)
推奨後の高値 3,220円
(2020年5月25日)
上昇倍率 1.8倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2014年6月上場)

■ ファンデリー(2020年4月推奨)

健康志向の食事を宅配するサービス「ミールタイム」を手掛ける。食事制限が必要な人などが対象。糖尿病・腎臓病の患者向けメニューや、ヘルシーなメニューを提供する。

食事制限が必要な人の食事を宅配

「ミールタイム」は2004年にスタート。メニューを掲載した通販カタログを作成し、病院に無料配布するのが特徴となった。10年間で1万8000ヵ所の医療機関に配るに至った。調剤薬局にも配布する。費用は食品メーカーなどからの広告出稿で賄っている。

血液検査の数値改善を図る

社員の70%を構成する管理栄養士・栄養士が提供する細かなサービスが持ち味。利用者の血液検査の数値改善を大きな目的としているという。

ミールタイムの「栄養士おまかせ定期便」では、担当栄養士が疾病・制限数値・好みなどに合わせてメニューを選定できる。

ファンデリー
業種 健康食の宅配
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
798円
(2020年4月14日)
推奨後の高値 965円
(2020年5月27日)
上昇倍率 1.2倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2015年6月上場)

■ ジーエヌアイグループ(2020年4月推奨)

中国に強い新興の医薬品メーカー。肝疾患治療薬などを中国で開発・製造している。アメリカでは医療機器も展開している。遺伝子解析を製薬会社と共同で手掛ける。

ジーエヌアイグループ(GNIグループ)
業種 医薬品メーカー
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
1,290円
(2020年4月14日)
推奨後の高値 1,958円
(2020年5月25日)
上昇倍率 1.5倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2007年8月上場)

■ ケアネット(2020年4月推奨)

製薬会社の営業支援を行う。 会員制ポータル「ケアネット・ドットコム」などを運営し、医薬品情報をネット配信している。 医師や医療従事者向けに医療の専門情報を提供している。 医師を対象に調査も実施する。医薬卸9社が設立した葦の会(東京都中央区)と2009年に提携。医薬卸の取引先などを会員顧客として獲得した。

ケアネット
業種 製薬会社の営業支援
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
793円
(2020年4月7日)
推奨後の高値 1,280円
(2020年5月21日)
上昇倍率 1.6倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2007年4月上場)

■ リプロセル(2020年3月推奨)

iPS細胞関連の研究試薬会社。東京大学と京都大学の幹細胞研究関連技術をもとに、2003年に誕生した創薬ベンチャー。人間のiPS細胞(万能細胞)から分化させた細胞や、関連の研究試薬を販売する。

iPS細胞向け培養液が主力

山中伸弥京都大学教授が開発したiPS細胞の技術を活用して心筋や肝臓などの細胞を作製し、製薬企業や研究機関に供給している。iPS細胞向け培養液などの販売が主力。本社は、横浜市港北区の新横浜。

小腸細胞の販売

2020年6月、ヒトiPS細胞由来小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」の販売を開始したと発表した。

リプロセル
業種 試薬メーカー
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
415円
(2020年3月31日)
推奨後の高値 513円
(2020年5月8日)
上昇倍率 1.2倍
現在の株価 こちら→
市場 東証JASDAQグロース
(2013年6月上場)

■ MRT(2020年3月推奨)

インターネットを活用した医療人材紹介業を手掛ける。2000年設立。設立母体は、東京大学の医学部付属病院の医師の互助組織。医師たちの間で、代診医を紹介し合う仕組みが自然に形成され、これをネット技術を活用してシステム化した。

医師専用の求人サイト

医師専用の求人サイト「MRT」を運営する。医師向けの非常勤医師・アルバイト医師の紹介、常勤医師紹介などの「医師ネット紹介」を行う。看護師、薬剤師、臨床検査技師および放射線技師向けのアルバイト紹介も実施。転職紹介も手掛ける。

MRT
業種 医師の人材紹介
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
975円
(2020年3月18日)
推奨後の高値 1,859円
(2020年4月3日)
上昇倍率 1.9倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2014年12月上場)

■ リボミック(2020年3月推奨)

創薬バイオベンチャー。リボ核酸(RNA)を成分とする医薬品の開発を手掛ける。

中村義一・東京大学医科学研究所教授

2003年設立。東京大学医科学研究所教授だった中村義一氏が発足した。中村氏は、遺伝子研究のフロンティアとなったボ核酸(RNA)に対し、東大で長く着目してきた。その研究成果を実社会で活用するため、中村氏が立ち上げ、自ら社長に就任した。

アプタマー医薬とは

「アプタマー」と呼ばれる医薬の研究が主力事業である。アプタマー医薬とは、病気の原因となるたんぱく質(標的)に取り付き、その働きを阻害することで治療に役立てる薬のこと。「アプタマー」という語は、「標的にフィットする」という意味のラテン語。

塩基配列のRNAを見つけ出して創薬へ

リボミックは、豊かな立体造形力を持つリボ核酸(RNA)をアプタマーに採用。特に標的に取り付きやすい塩基配列のRNAを見つけ出して創薬に結びつけるのが得意だという。

また、アプタマー創薬に関する総合的な技術や知識、経験、ノウハウを詰め込んだ情報システムを開発した。「RiboART(リボアート)システム」と呼ばれるこのシステムシステムを使い、疾患や標的タンパク質に限定されない様々な新薬の開発に取り組む。

大塚製薬が大株主

2008年に大塚製薬との間で長期共同研究契約。2014年に大正製薬との間で共同研究契約を結んだ。大塚製薬は、現在(2020年6月時点)もリボミックの大株主である。

リボミック
業種 医薬品の開発
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
265円
(2020年3月17日)
推奨後の高値 520円
(2020年5月14日)
上昇倍率 1.9倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2014年9月上場)

■ PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)(2020年2月推奨)

遺伝子検査装置メーカー。 日本のバイオベンチャーの中で、世界でも通用する数少ない有力企業の一つとされる。 2001年上場。現在も上場を維持するバイオベンチャーでは最も早いIPOだった。 遺伝子検査装置を新型コロナウイルス検出装置として活用できることとなり、株価が上昇した。
参考:スナップアップ投資顧問の推奨後に株価5倍になった「PSS」→

PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)
業種 遺伝子検査装置メーカー
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
593円
(2020年2月26日)
推奨後の高値 3,015円
(2020年6月9日)
上昇倍率 5倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2001年2月上場)

■ メドレー(2020年2月推奨)

医療・介護専門の求人サイト「ジョブメドレー」運営する。 同サイトは、医師、看護師、薬剤師が求職や転職に使う。 このほか、医療事務、保育士、歯科助手・歯科衛生士、介護職・ヘルパー向けの求人もカバーしており、職種が幅広いのが特徴になっている。

求職側の施設・企業から成果報酬

収益源は、採用が決まったときに求職側の施設や企業(事業主)から受け取る成果報酬である。2019年時点で、医療・介護の事業所65万の約27%に相当する17万が顧客になっているという。

創業者・豊田剛一郎氏は医者から転身

創業者の豊田剛一郎氏は、もともと医師だった。東京大学医学部を卒業。脳神経外科の研修医として病院勤務の後、専門性を高めるため米国に留学した。帰国後に外資系コンサル会社に勤務した後、自ら起業した。

メドレー
業種 医療・介護専門の求人サイト運営
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
1,737円
(2020年2月25日)
推奨後の高値 3,645円
(2020年4月20日)
上昇倍率 2.1倍
現在の株価 こちら→
市場 東証マザーズ
(2019年12月上場)

■ エムスリー(2020年2月推奨)

医師向けの医薬品情報サイト「エムスリードットコム」を運営する。 同サイトでは、新しい薬の情報が閲覧できる。 製薬会社のMR(医薬情報担当者)と医師との情報交換をインターネット上でサポートする場となる。

製薬業界からの利用料が収益源

医師は情報の入手が容易になり、MRは効率的なプロモーション活動ができるという点がこのシステムの最大の特徴。医師の利用は無料で、製薬業界からの利用料がエムスリーの主な収益源となる。

日本企業で時価総額40位

セブンイレブンやキヤノンを上回る

2020年6月に時価総額が3兆円の大台を突破した。 これは、楽天やヤフー(Zホールディングス)を上回り、日本企業としては最大である。 2020年6月26日時点の日本の時価総額ランキングでは40位。 セブン&アイ・ホールディングス、キヤノン。JR東日本よりも上位に位置している。

コロナ自粛で利用者が急増

2020年、新型コロナウイルスの影響で製薬会社による営業活動が抑制された。MRは通常、医薬品の適正使用のために医師を訪問し、有効性や安全性に関する情報提供を担うが、コロナで訪問を自粛せざるを得なくなった。この結果、サイトのの利用者数が急増した。

ソニーグループ

ソニーのインターネット接続事業会社「ソネット(ソニーコミュニケーションネットワーク)」が母体となって、2000年9月に設立された。当初はソネットの100%出資で、社名は「ソネット・エムスリー」だった。 現在もソニーグループが大株主となっている。

マッキンゼーの谷村格氏が、ソニーに移籍して創業

設立の中心メンバーとなったのは、谷村格氏。大学卒業後、マッキンゼー日本支社に入社。ヘルスケア関連産業を担当し、1999年にはパートナー(共同経営者)に就任した。もともとソネットは谷村氏のクライアントだった。ソネットの医療分野の新規事業を一緒に検討するなかで、初代CEOとして招かれた。

エムスリー
業種 医師向けサイトの運営
推奨時点の株価
(推奨日の始値)
3,150円
(2020年2月4日)
推奨後の高値 4,190円
(2020年5月8日)
上昇倍率 1.3倍
現在の株価 こちら→
市場 東証1部
(2004年9月上場)